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代表世話人挨拶

第20回北海道胆膵内視鏡診断・治療研究会ライブセミナー開催にあたり、世話人を代表してご挨拶申し上げます。2019年から続いていた新型コロナ感染症は、5類感染症に分類され、マスク着用の義務もなくなり様々な行動制限が解除されてきております。学会や研究会も対面形式で開催され、たくさんの方々と直接お会いし議論できる機会が増えてきました。もちろん、今後の感染状況には注意が必要ですが、今年も通常通り現地での開催を予定しております。本ライブは胆膵の内視鏡診断・治療に特化し、基本手技を大切にし、内視鏡の挿入から手技終了までをお見せするのを最大のコンセプトとしております。このため、時には術者が手技に難渋する場面も多々あるかと存じますが、そんな状況でいかに難局を乗り切るかの臨場感を大いに学べる機会と自負しております。また治療手技だけではなく、診断をどのように行って治療ストラテジーを考えるかを学べる機会であると思っております。さらに手技の詳細や処置具の選択などのディスカッションの時間も十分にとるように考えております。もちろん、ライブセミナーとはいえ、患者様の診断・治療が第一に優先されますので、患者様が安全かつ確実に目的の診断・治療が行えるかが最も大切です。今年は東京医科大学の土屋貴愛先生に招待術者をお願いしております。11月は北海道では晩秋から初冬の季節の開催となり、札幌も初雪が降るシーズンですが、冬の北海道の味覚も十分に楽しめます。多くの皆様と札幌でお会いできる事を楽しみにしております。

北海道胆膵内視鏡診断・治療研究会
代表世話人 潟沼朗生
(手稲渓仁会病院 消化器病センター長)