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代表世話人挨拶

第19回北海道胆膵内視鏡診断・治療研究会ライブセミナー開催にあたり、世話人を代表してご挨拶申し上げます。2019年から続いていた新型コロナウイルス感染症による行動規制は、医学の学術分野にも大きな影響を与えました。私たち『手稲ライブ』も2020年は開催中止となりました。しかし、昨年2021年は、幸い感染者数が落ち着いていた10月であったため、一部の方々には現地にお越しいただき、現地に来られない方はオンデマンドでご視聴いただきました。いまだに今後の感染状況には注意が必要ですが、国内・国外ともに移動や行動制限が解除されてきているため、今年は通常通り現地での開催を予定しております。本ライブは胆膵の内視鏡診断・治療に特化し、基本手技を大切にし、内視鏡の挿入から手技終了までをお見せするのを最大のコンセプトとしております。このため、時には術者が手技に難渋する場面も多々あるかと存じますが、そんな状況でいかに難局を乗り切るかの臨場感を大いに学べる機会と自負しております。もちろん、患者様の診断・治療が第一に優先されますので、いかに患者様に最適・最良の選択を行うかが重要となります。本年岐阜大学の岩下拓司先生に招待術者を、東京医大の糸井隆夫先生に昨年に続き世話人をお願いしております。本年も万全の対策を取って開催を予定しております。多くの参加者の方々と札幌でお会いできる事を楽しみにしております。

北海道胆膵内視鏡診断・治療研究会
代表世話人 潟沼朗生
(手稲渓仁会病院 消化器病センター長)